音楽専門学校に通いさえすれば、自動的にうまくなると思っている方は意外に多いです。しかし、建築系や医療系など、もともと実務や課題自体が詰め詰めに盛り込まれている業界とは異なり、音楽系は余裕を持ったカリキュラムが多いです。これは、授業で学んだことを糧に、「自分で」現場なり色んな場所で試したり応用をきかせて、自分なりに発展させることを重視しているからです。このことに気付かず、ぼんやりと学校に通っていると多少上達するものの、「劇的にうまくなる」ことに関しては絶望的です。これはシステムが悪いのではなく、こういった構造をきちんと理解した上で学校・授業に挑むことができていない生徒が悪いということ。常に前のめりの姿勢でいること、これが専門学校をフル活用する最低条件です。

講師と仲良くなってたくさん盗もう

職人の世界で言われていることが、専門学校にも当てはまります。授業を真面目に受けるのはもちろんのこと、意欲的に受けて、さらに質問・疑問をガンガンぶつけましょう。せっかくお金を払っているんだから、きかなければ勿体ないです。
質問をするからには、自分の中で整理できていなければできません。ということは、予習復習をきちんとやっていて、なおかつ疑問に思ったことをメモに取っておくといった行為も必要です。しかし、そこまで行けば、実は自分ひとりで解決できる問題も多いことに気付くでしょう。慣れてくれば講師に聞くまでもなく解決でき、さらに高度な練習・技術に挑戦できるようになっているはずです。
余談ですが、こういった学校では真面目な生徒が少ないです。意欲的に授業を受けているとほぼ間違いなくかわいがられるので、そうすればしめたもの。ぜひ、個人的に色んな情報を聞きだしたり、現場に顔をつないでもらったりしましょう。

環境をフル活用して最短距離で上達しよう

大抵の学校はスタジオを無料、もしくは格安でレンタルできるはず。ドラムや管楽器・ボーカルは活用しましょう。また、ギタリスト・ベーシストも、スタジオはもちろん、レコーディング機材を使わせてもらったり、アンプやエフェクターなど開放されている機材を在学中に使って、自分に合う・合わないを判断し、ムダなお金を省きましょう。
他の楽器パートの仲間を増やせるのもこういった専門分野の学校ならではです。バンドを組んだり、オリジナル曲を制作するときの仲間にしてもらったり、今後の活動の人脈をしっかりと得ておきましょう。
もちろん、ライバルとなるようなプレイヤーや、自分よりずっと上手いプレイヤーと仲間になることで、切磋琢磨することができます。何でもかんでも吸収してやる、という意欲を忘れずに頑張りましょう。