卒業後の進路を音楽専門学校にしようと思っている方が最も気になるのは、「どんなスキルが身に付くのか」という点でしょう。
楽器・ボーカルなどプレイヤーに関して言えば、まずは専門的な技術と、それに伴う知識が身に付きます。たとえば、ギターでいえば、ロックやポップスはもちろん、ジャズやR&Bなどさまざまなジャンルに対応できる技術を、さまざまな課題を通して学べます。カッティングやアルペジオといった基礎的な技術から、タッピングや速弾きなど高度な技まで、バランスよく学べます。
何より、専門的な講師によって最短距離で上達できるという点は大きな魅力でしょう。独学ではなかなかそういった高みに近付くのは大変なわけで、卒業後の活動や音楽の仕事に役立つ技術を学ぶのに最適な環境なのです。

ミュージックセオリー・理論や楽器の知識が身に付く

専門学校で学ぶメリットのうちに、理論を学ぶことができる点も挙げられます。世の中にはたくさん教則本が出回っているものの、なかなか独習するきっかけもなければ、詳しく知る人が周りにいないと効率的に吸収するのは難しいものです。しかし、専修的な知識のある講師によって、豊富なカリキュラムによって、効果的に理論的なことを学ぶことができます。ミュージックセオリーは特に、これからプレイヤーとしても、作曲をしたり編曲をしたりする時など、あらゆる場面で必要になるスキルです。
また、楽器の知識やボーカルの身体の使い方の知識など、それぞれの分野のハードウェアに関しての知識も必要で、そういった面のケアも行ってくれるのも大きな魅力。弦楽器はネックの状態で演奏性が大きく左右されるもの。ドラムも筋肉の使い方で驚くほどグルーヴ感が変わります。

アンサンブル能力など、現場対応能力が身に付く

いくらバンド活動をしていたり、独学で頑張っていても鍛えにくい部分が現場対応能力です。これは師匠となる講師や高度な知識・技術を持つライバルたちが周りにいて初めて気付かされる場面も多いところ。アンサンブルのレッスンをしていて、前ノリだったりもたったりするという癖に気付かされたり、そもそも音色作りに問題があったり、現場で聴いてもらって初めて分かる部分もあるわけで、そういった「感覚を研ぎ澄ませる」感性も身に付くのが専門学校です。
さらに言えば、校内で開かれるレッスンやイベントを通して、機材トラブルの際の対応力であったり、イベントでの立ち振る舞い、イベント進行をつかんだり回したりする能力、他にもさまざまな対応力が身に付き、プレイヤーだけでなく「音楽家・エンターテイナーとしての総合能力」が身に付いた、業界に欲される「有能な人」へと導いてくれるのです。